AWSのユーザイベントということで、naoyaさんの自動化の話から始まりました。このセッションが一番印象に残りました。
コード化された運用は形式知化である。そして手順であれコードであれ、「なんでそうしてるのか?」ということも共有されないといけない。なるほど、なるほど。
紹介されていたQiita teamは使ったことないけれど、Markdownで書けて、気軽に投稿して、検索可能な情報共有の場があると、たしかに良さそうです。
以下、イベント参加時のメモです。
イベント関連link
- イベントページ: http://jawsug-tokyo.doorkeeper.jp/events/11269
- Twitter: https://twitter.com/search?q=%23jawsug
伊藤 直也さん
資料: https://speakerdeck.com/naoya/sukerusurukai-fa-zu-zhi-falsezuo-rifang-number-jawsug
手作業はなぜダメなのか
暗黙知になる = 言語化されてないノウハウ
ログ何処にあるか、サーバ止めていいかわからない
しっかり手順書?いいえ、infrastracture as a code
コードにするだけでいい?いいえ
コードにすると…
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オブジェクト指向になる。
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アプリケーション開発の文脈で使える、業務フローが変わる
フローとはgithubでpull requestとか -
べきとうである
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変更が可視化される
- たとえばnginxの設定を変えたとか
- pull requestないと普段だれも見てない
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2時間が10分はそれほど重要ではない
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属人化して不明なことを減らす
- わからないことには保守的になる。不透明な課金部分とか触れない。
- 組織のスケールアウトを阻害する
スタートアップの機動力
- 暗黙知が少ないので自律的に動きやすい(全能感)
- フィードバックも得やすく自信を得られる
- 暗黙知の圧力で保守的になりスタートアップがスタートアップでなくなる
ref: “the tweleve factor app”
フロー情報の共有による知識のチーム間の横展開、連鎖
Qiita teamとか
まだできてないこと
- メンタルモデルのコードへの反映
- 野生動物を見たら危険だと判断するといった判断
- 「なぜ」が暗黙知化されがち
- パーミッションかえる => なんで?とか
- そこはドキュメント化するしかない。そこでフロー情報の共有。
質問タイム
Q. フロー情報の共有にQiita team以外に試したツールは?
上手く行かなかった物があるが名前は出せない。wikiのようなもの使っていた。
wikiだと更新しなかったことも、Qiita teamのようなものだと気軽に投稿できてよい。
Wantedly株式会社 川崎 禎紀さん
サービス開始からの2年間Heroku
サーバの使い分け
- staging: 本番と同じデータ、デプロイ前のテスト
- QA: topicブランチのテスト、ユーザなどに見てもらう
travis, circleではなくwercker使ってる
新しい機能試すこと目的ではなく、ユーザに価値を届けるのが大事にするべし
Sansan株式会社 宍倉 功一さん
Eightの話
KPI
PDCAの効果測定、検証での指標
評価、状態の共有方法
- メール
- Dashboard => ducsdataを40インチディスプレイに映してる
- その他 fluentd + slash7
株式会社スマートエデュケーション 谷川裕之さん
世界への配信にS3 + CloudFront必須
MBaasSはParseを参考に自作してる
ChatWork株式会社 山本 正喜さん
RDSにmroogaでラップして検索インデックスつくってる
mroogaからelasticsearchの導入を検討していたが、amazon cloudsearchを導入予定
コードはPHPからScalaへ乗り換え予定
株式会社nanapi 和田 修一さん
logはfluentd
生でs3へ
あとはelasticsearch + kibanaで視覚化
ランサーズ株式会社 田邊 賢司さん
- 4000人が毎月収入
- 生活出来るひと: 200人
株式会社アカツキ 田中 勇輔さん
CloudFormationのテンプレート: yusuketのgist
asset_sync gem利用中
filepath + MD5をs3にで管理し、ファイル自体はダウンロードせずに存在確認してる
cloudwatchのアラートをhipchatに送ってる
github/blacklineのプラグイン使用中
Kaizen platform Inc. 石橋 利真さん
調整さん、plat BCD(ABテストツール)
リモートワークしてる
インフラ運用の見える化
暗黙知era => 見える化era
事件
- ec2keypairなくなった。
- RAILS_ENVはどこ。/etc/profile.d/rail.shで設定されてた。
chef(knife-solo) + serverspec
ref: github時代のデプロイ戦略
株式会社ビズリーチ 竹内 真さん
LUXAの話
メール1億通/月
外部サービス、SESは使ってない
送る時にSMTPサーバ数増やす
EC2の金額抑えるために稼働時間は30~45分でコントロールしてる
イベントレジスト株式会社 池田 大輔さん
翻訳にはTransifex使ってる