『10万人に愛されるブランドを作る!』を読んだ。
ライフネット生命のマーケティングについて書かれた本だけれども、スターバックスのマーケティングについても書かれている。
「どこかに喫茶店、コーヒー屋さんはないだろうか?」
と店を探すことはしないでしょう。まず、
「最寄りのスターバックスコーヒーはどこだろうか?」
と探してくれるのです。
たしかに「スタバ」という単語をGoogle Mapに入れたことが何度か思い当たる。
スターバックスはコーヒー・ビジネスに非ず
え、そうなの?
実はスターバックスは、自らのビジネスを「コーヒー・ビジネス」とは一度も称していません。開業当初も今も、自らのビジネス「ピープル・ビジネス」と称しています。
そうだったのか!
「スターバックスでは「いらっしゃいませ」は、まず使われることはありません。なぜならその掛け声が、スターバックスの理念と合致しないからです。」
…
スターバックスには「『いらっしゃいませ』と言ってはいけない」というマニュアルはない
なんだってー!
「使いにくい人材こそ、採用したい人材だ」
…
来たれ、使いにくい人材。
尊敬するすごい人達と一緒に働きたいなあと思ったとき、思い浮かんだ人達は組織でおとなしく仕事するタイプではない。
「使いにくい人材」という言い方はすごくしっくりくる。
スターバックスとライフネット生命のマーケティング理念や実際に行われていることが書かれていて、読みながらアイデアも浮かんでくる、とても参考になる本だった。